消化器内科

腹痛・下痢・胃の痛み・胸やけなどの症状でお悩みの患者様が多く来院されます。上部内視鏡（胃カメラ）・大腸内視鏡・腹部エコー・各種血液検査で症状の原因を見つけていき、お薬で症状の改善を目指していきます。

上部内視鏡（胃カメラ）は、定期的に検査をされる方や健康診断で異常を指摘された方、世田谷区の胃がん検診で受けられる方が多いです。朝食を取らずに検査しなければならないので、基本的には当日の検査は行っていません。ただしアニサキスなどの寄生虫による症状が疑われる方には、早く処置をした方が早めの改善が見込めるので、できる限りの救急対応はしています。
当院では経鼻内視鏡よりもより広範囲で緻密な検査が可能な経口内視鏡を重視しています。
「痛い」「怖い」などの不安を持つ方は少なくありません。
そこで患者さまが飲み込みやすいように、内視鏡の外径が細いものを使用しております。ご希望の方には安定剤や静脈麻酔の注射を使用し、検査中に眠っていただくなどの配慮も行います。

大腸内視鏡の検査も診察の上、後日の検査になります。ただし、血便の症状があり、痔などが疑われる患者様に関しては、当日に直腸だけ検査することも可能です。また、大腸ポリープの切除に関しては、週に一度、奥沢病院にて、当院の院長が内視鏡の検査と治療に対応いたします。

消化器の症状はストレスが原因で起こることも多いです。また、症状の原因に何か病気があるのではと心配になり、そのことがさらにストレスとなる悪循環に陥るケースがあります。ストレスによるものなのか病気によるものか、原因が分かるだけでも症状が改善する場合があります。そのため、患者様の不安を早く取り除けるよう、お薬を処方しても症状が改善されない場合には、検査をご提案しています。

内科

内科には風邪や扁桃腺炎、肺炎、気管支炎などの急性疾患と、高血圧やメタボリックシンドローム、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の方が来院されます。問診では患者様が何を不安に思っているかを丁寧に伺い、必要があればレントゲン・心電図・血液検査・動脈硬化の検査などを行います。

高血圧症をはじめとする生活習慣病の治療は、運動や塩分を控えた食事など、生活習慣の改善から取り組みます。また、高血圧症の患者様はご家庭での血圧を記録していただきます。2週間から1カ月後の検査で症状の改善が見られない患者様には、薬による治療を進めていきます。

なお、病気の中にはレントゲンや心電図では見つからないものもあるため、見落としがないように丁寧な診察を心掛けています。また、CT検査などができる医療機関と連携を取り、患者様の希望に合わせて、必要な検査や治療に対応できる医療機関をご紹介いたします。